東京電力福島第1原発の事故から早数年、汚染処理水は増え続けています。



 政府は今月13日の閣僚会議で海洋放出の方針を正式決定したわけですが、日本領土の海とはいえ、勝手に自分たちで決定して大丈夫なのでしょうか。

 地元の漁業だけでなく、周辺の漁業関係者の方、海を利用する方、海は繋がっているので他国だって気にしている事項です。

 2年後を目途に第1原発敷地内から放出に着手するそうで、残留している放射性物質トリチウムの濃度が国の基準(40分の1未満)になるよう薄めていくそうです。

 廃炉完了は2041~51年頃!

 それまでに放出を終える予定となっています。

 汚染処理水の放出に関する議論は2013年から議論が始まっており、長い年月が掛かっていることが分かります。廃炉までは更に時間を要します。

 これは、地元だけでなく、自国だけでなく、はたまた他国だけの問題ではありません。

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